*

これからは転職前提の働き方も


最近、20代の若者は保守化が進んでいると言われています。就職活動中の大学生でも「一生一つの企業に勤めたい」と言う人の割合が多いそうです。企業側からしてみたら、雇って3年以内で辞めてしまうよりも、長く続けてもらえるほうが良いのかもしれません。

 しかし現在の中高年に対して、企業はどんな対応をとっているでしょうか? これまで終身雇用制のつもりで勤めていた企業から、突然「リストラ勧告」を受けることもあたりまえの時代となっています。

 いくら従業員側は「一生一つの企業で」と望んでも、そのときの景気状況により、首を切られることもあるのです。社員の首を切るなら役員も減らせ、という要望もありますから、エリート幹部であっても、安泰とは言えない状況なのです。

 もちろん仕事をしている以上、誠実に業務をこなす必要はあります。石の上にも3年といいますが、ある程度の年数仕事に取り組まなければ、仕事を理解することはできません。キャリア形成は長期ビジョンで取り組まなくてはいけないのです。

 しかし、労働市場の流動化が求められている今の状況下では、「一生一つの企業」と思い込むのは危険かもしれません。国会では正社員の解雇規制の緩和などが話し合われていますし、企業自体が望んでいることなので、もしも法律化が進まなかったとしても、リストラの流れが止まることはないでしょう。

 できれば20代のうちから、いつでも転職できるよう心の準備をしてみてはいかがですか。今の業務を頑張りながらも、社外にも視野を広げ、自分のキャリア形成に必要であれば転職も考えてみる。これからの時代、それくらいの柔軟性が必要なのではないでしょうか。

2013/05/08 | コラム

関連記事

PAGE TOP ↑